通販の需要が増えてから、運送会社の数が増えてきました。大手だけではなく、大手の下請けのようになっている個人運送もあるほどです。ですが、数が多ければ多いほど「どこの会社に依頼すればいいのか」と悩むのは当然のことです。どの会社もいいような気がして余計に悩んでしまうんです。今回は運送業者の選び方のポイントについて紹介していきましょう。
運送業者の対応エリア
確実に注目しておきたいポイント、それが対応エリアです。どれだけ評判が良い運送会社であっても、格安で対応をしてもらえたとしても対応エリア外であれば、その恩恵を受けることはできません。
対応エリアが決まっているのは、キャパオーバーにならないためとも言われていますが、一番はトラブルが起こった時のことを考えているからです。万が一トラブルが起こった時、対応エリア外であれば荷物が届いていても対応することはできません。エリア内であれば自社で対応出来たとしても、エリア外であれば外部の力を嗅無ければいけなくなってしまうんです。そうなると余計な費用がかさんでしまうこともあります。
地域密着度の高い運送業者であれば、対応エリア外でも配送してくれる可能性があります。しかし、トラブルになった場合は対応してもらえない場合もあるのです。対応エリアは会社がしっかりと対応をできる範囲ということなので、なるべく無理を言わないようにした方がいいでしょう。
窓口の対応スキル
会社の選び方で窓口の対応スキルをチェックするという方法もあります。窓口で適当な対応をされると実際にトラブルが起こった時も迅速な期待はできません。その時点でまだ客ではない状態なのに、適当な対応をするなんてその後の対応が目に浮かぶようではありませんか。
窓口の対応スキルがいいからといって必ずしも優良会社とは限りません。しかし、窓口対応でずさんな人を対応をしたところが良い対応をしてくれるとは思えないからです。適当な対応だけではなく、電話やメールの頻度も落ちている場合は相談をしてみましょう。
安全・品質管理能力
そして最後は品質や安全管理能力の高さです。対応エリアや窓口対応スキルも重要ですが、運送に置いてもっとも重要なものは品質や安全管理です。荷物を預かっているのだから、しっかりと届けるために優良な事業所であるかを確認してください。選び方に置いて、こちらは最も重要だと考えるべきポイントです。
安全認定されているGマークを取得していれば、しっかりとしたところに認められていると考えてもいいでしょう。逆にこのGマークがない、問い合わせてもうやむやにする場合は怪しんだ方がいいかもしれません。
運送会社と言っても大手や中小企業などさまざまです。だからこそ、頭が痛くなるほど悩んでしまうのでしょう。ですが、今回ご紹介したポイントをしっかりと見極めておけば、優良業者に配送をお願いすることができるはずです。ただ、Gマークだけにこだわらず、自分で問い合わせたりして会社スタッフの対応などをしっかりと確認しておくといいかもしれません。